ベンツのタイヤ脱着はどこでするべき!?相場の金額と注意事項を紹介

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こんにちは、Mandaysです。

寒い地域にお住まいでメルセデス・ベンツを所有している方はどのようにして夏タイヤ、冬タイヤの脱着をしていますか?タイヤの脱着は気軽に近場のガソリンスタンドやカー用品店で実施してもらうことができますし、自分で脱着するという方法もあります。

一方で、それぞれにメリット・デメリットが存在したり、またメルセデス・ベンツならではのタイヤ脱着時の注意事項があります。そこで、この記事では、ベンツのタイヤ脱着のおすすめ方法や注意事項について相場の金額を紹介しながら細かく解説しています。

◎この記事はこんな方にオススメです!

  • ベンツのタイヤ脱着をしたい方
  • タイヤ脱着の相場を知りたい方
  • 自分でタイヤ脱着する方法を知りたい方

タイヤの脱着とは?

記事の本題に入る前にこの記事でご紹介する「タイヤ脱着」について少しだけ説明します。

よく“タイヤ交換”と呼びますが、タイヤ交換とは、タイヤを外し、新しいタイヤを車体に取り付けるまでの全工程を指します。主なタイヤ交換の作業は以下の通りです。

  1. タイヤを車から取り外す:タイヤ脱着
  2. ホイールから古いタイヤを外す:タイヤの組み換え
  3. ホイールに新しいタイヤを付ける:タイヤの組み換え
  4. タイヤを車に取り付ける:タイヤの脱着

上記のうちの、この記事でご紹介するタイヤの脱着とは「1」と「4」の部分になります。つまり、タイヤが付いたホイールごと取り外し、別のホイールが付いたタイヤを取り付ける作業について、この記事でご紹介しています。

ベンツのタイヤ脱着はどこでする?

では、本題に移りますが、ベンツのタイヤ脱着は以下の方法でできます。

  • 正規ディーラーに依頼する
  • 民間の整備工場に依頼する
  • カー用品店に依頼する
  • ガソリンスタンドに依頼する
  • 自分でする(DIY)

それぞれ、メリット、デメリットがありますので詳しく解説していきます。

正規ディーラーに依頼する

メルセデス・ベンツの正規ディーラーにタイヤ脱着を依頼することができます。その費用は、車種やタイヤサイズによって異なるかもしれませんが、私が所有しているCクラスであれば約1万円です。あまりにも高すぎますね。

タイヤ脱着を正規ディーラーに依頼するメリットは一切ないと言っても過言ではない思います。

もちろんお金に余裕があって正規ディーラー以外の人には任せたくない!という方は正規ディーラーに依頼することに反対はしませんが、所詮はタイヤ脱着です。この後に説明しますが、DIYでも十分可能な作業になりますのでここまでの費用を支払ってまで正規ディーラーに依頼するメリットはないと思います。デメリットは言うまでもありませんが、費用が高いことです。また、人によっては正規ディーラーが家の近くになく、依頼しに行くのが手間というのもデメリットになりそうです。

民間の整備工場に依頼する

正規ディーラー以外の民間の整備工場(この記事ではカー用品店やガソリンスタンドとは切り分けています)にタイヤ脱着を依頼する場合は、3000円~5000円が相場と言えます。民間の整備工場の特徴としては、地域や店舗によって金額が異なる可能性が高いことが挙げられます。信頼して作業を依頼することができるメリットの反面、場合によっては想定以上の金額が必要になるケースがあるというデメリットがありますので、予め費用を確認しておくようにしましょう。

カー用品店に依頼する

オートバックスなどのカー用品店にタイヤ脱着を依頼する場合は約4000円です。タイヤ一本1000円というのが基本的な相場ですが、メルセデス・ベンツだからという理由で金額が跳ね上がるようなことはありません。メリットとしては、比較的安く済ませることができ、またわりと近場にあると思いますので移動の手間も省きやすいです。また、デメリットもパッと思いつかないくらいオススメです。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドにタイヤ脱着を依頼する場合は約3000円~4000円です。カー用品店とほとんど変わらないと思いますが、私の身の回りにあるカー用品店やガソリンスタンドに片っ端から電話で費用を確認してみたところ、最寄りのガソリンスタンドの3000円というのが最安値でした。カー用品店よりも場合によっては安くタイヤ脱着をしてもらえるかもしれませんのでお近くのガソリンスタンドへ確認してみると良いと思います。

とはいえ、正規ディーラー以外の民間の整備工場をはじめ、カー用品店やガソリンスタンドなど基本的にはどこも相場や信頼性は同じようなものだと思います。

自分でする(DIY)

自分でタイヤ脱着をする場合は、もちろん無料(0円)です。最も安く済ませることができる最大のメリットがありますが、自分でタイヤ脱着するためにはジャッキやレンチなどの工具が必要になります。自分でするのが面倒な方や工具類を揃えることに抵抗のある方はあまりオススメできませんが、むしろ自分でやることに抵抗のない方にとっては、タイヤ脱着は自分でするのがオススメです。

タイヤ脱着の注意事項

ここまで、タイヤ脱着をどこでするべきかという点について解説しましが、いくつか注意事項がありますのでご説明します。

正規ディーラー以外に依頼する場合の注意事項

正規ディーラー以外の民間の整備工場やガソリンスタンド等に依頼する場合に、“輸入車のタイヤ脱着はお断り”される場合があります。予約時に車種を伝えた時点でお断りされるケースがありますので注意が必要です。

自分でする(DIY)ときの注意事項

メルセデス・ベンツは輸入車であるため国産車と規格や構造が異なり専用の工具が必要になります。ベンツならではのタイヤ脱着に関する注意事項をご説明します。

ジャッキの専用アダプタが必要

タイヤ脱着をするときに車体を上げる必要がありますが、その際に必須アイテムとなるジャッキは国産車で使用しているジャッキをそのまま使えない可能性が高いです。ベンツはジャッキをセットする箇所の形状が特殊ですので専用アダプタが必要です。専用アダプタを使用しないと車体の樹脂部が割れたり、部品が破損したりしますので注意してください。専用アダプタをご紹介しておきます。

ベンツはボルトタイプの固定方法

ベンツのホイールの固定方法は一般的な国産車と異なります。一般的な国産車の場合は、車体に固定されているハブボルトにホイールのボルト穴を通してナットで絞めて固定します。一方で、ベンツのハブはねじ穴になっており車体側にボルトが固定されていません。ハブのねじ穴とホイールのボルト穴の位置を合わせ、そこに長いボルトを通して締めて固定します。いわゆる、国産車はナットタイプ、ベンツはボルトタイプの違いがあります。

イメージして頂くだけでもお分かりかと思いますが、ボルトタイプのタイヤ脱着は大変です。重たいホイール付きタイヤを持ち上げ、ハブ側と位置を合わせながらボルトを通して固定する必要があります。ホイールセッティングボルトのような補助工具を使うことをオススメします。

その他の必須アイテム

ベンツに限った話ではないですが、自分でタイヤ脱着を安全に実施するために必要な道具をご紹介します。

ジャッキ

タイヤ脱着をするときに車体を持ち上げる道具です。ジャッキには様々な種類のものが販売されていますが、レバーが付いた油圧式ジャッキが使いやすさの面でオススメです。特にこの記事でご紹介させて頂くマサダ製作所のジャッキは少しお値段はしますがJAFでも使用されているくらい非常に有名で機能面において申し分ないジャッキです。

ジャッキスタンド

ジャッキスタンドを使用することで車体を安定させます。このジャッキスタンドは先ほどご紹介したジャッキで車体を上げた際に、不意にジャッキが下がったり車体から外れたりした時の危険から身を守るための補助ツールとして使用されますが、安全にタイヤ脱着を実施するためには必須アイテムです。

トルクレンチ

ボルトを所定の強さ(トルク)で締め付けるための道具です。所定の強さで絞めると「カチ」という音がなり、それ以上はきつく締まらないようになっています。むやみに強く締め付けてしまうとボルトが締め付けトルクに耐えられず折れてしまう危険がありますので必ずトルクレンチを使うようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

メルセデス・ベンツのタイヤ脱着に関する様々な情報を共有させていただきました。ちなみにですが、私はいつも最寄りのガソリンスタンドに依頼しています。ただし、手伝いをしてくれる人がいる方や自分でやってみたいという方にとっては、やはりタイヤ脱着はDIYがオススメだと思います。ベンツ特有のボルト形状やジャッキアダプタの必要性を理解した上で、安全に気を付けながら所定のトルクで正しく締め付けることさえ守って頂ければ自分でやるというのは問題ありません。少しでも皆様の役に立てていると幸いです。では。

◎メルセデス・ベンツCクラス(W205)のワイパー交換方法についてはこちら!

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