こんにちは、Mandaysです。
皆さんは高知県の四万十川にある沈下橋をご存知でしょうか?
高知県西部に位置する四万十川には、いくつもの沈下橋がかかっており大変美しい景観として有名で「日本の秘境100選」や「国の重要文化的景観」にも選ばれています。
この沈下橋は、歩行はもちろんですが車で渡ることも可能であり、自分の愛車をカッコよく撮影することができます!
この記事では、いくつもある沈下橋の中から特にオススメの沈下橋をピックアップし、沈下橋へ向かう際のドライブ中の注意点にも触れながら解説していきます。
四万十市観光協会から注意事項として観光客による混雑が予想される大型連休中などは車両での横断を控えるようなアナウンスがあります。
安全に配慮し、交通ルールを守ることが大前提となりますので、その点についても詳細に解説しています。
ぜひ最後までこの記事をご覧になった上でマナーを守りながら沈下橋へ足を運んで頂ければと思います。
では、さっそくですが、高知県の絶景スポットである四万十川にかかる沈下橋について解説していきます。
四万十川の沈下橋とは?
四万十市観光協会HPから引用
高知県にある四万十川は四国最長の川であり、四万十川のシンボルともいえるのが「沈下橋」です。
え!?沈下橋??橋なのに沈下って沈む橋ってこと???
こんな疑問を持ちますよね(笑)
ですが、実際にその名の通り、沈下橋は川が増水したときに水中に沈むように設計されており、沈下橋には欄干(らんかん = 手すりのこと)がありません。
これにより、増水し、橋が沈んだ際の水の抵抗が減り、漂流物によって橋が破壊されるリスクを減らすことができます。
高知県の四万十川沿いは、台風による影響を受けやすい地域となっており、川の増水で敢えて橋を沈下させることで、川の水に逆らうことなく自然と共生しているのです。
オススメの沈下橋は!?
では、絶景を楽しみながら車の撮影スポットとしてもオススメできる沈下橋を紹介していきます。
勝間沈下橋
勝間沈下橋は、私が一番オススメする沈下橋であり、釣りバカ日誌のロケ地になったことでも有名で観光客にとても高い人気を誇る橋のひとつです。
背景には大自然の山々と青空が映え、橋の下を流れる川は絶妙に緑がかった美しい色合いであり、車の撮影に限らず絶景スポットとして大変オススメできます。
この勝間沈下橋がオススメの理由として、橋の上からはもちろんですが、河原が広いため様々な角度から沈下橋を写真に収めることができるところがポイントです。
友達やカップルとのデートに持ってこいの場所だと思います。
アクセス情報
勝間沈下橋の位置情報は以下のとおりです。
勝間沈下橋のすぐ手前には駐車場があり、そのそばにトイレもあります。
佐田沈下橋
佐田沈下橋は四万十川に架かるいくつもの沈下橋の中で最も長い沈下橋です。
また、ここがオススメの理由は、四万十川の最下流に位置しており、四万十市の市街地に一番近い沈下橋であるため(高知市から最も近くにある沈下橋であるため)、アクセスが便利なところです。
さらに、アクセスが良いことからも多くの観光客が訪れるスポットであり大きな駐車場も完備されています。
橋の上からは、これぞ四万十川の景色といった美しい山と川の風景を満喫できます。
注意点としては、佐田沈下橋は最も観光客が多い沈下橋と言って間違いないです。
そのためどうしても混雑時に行くと他の観光客で見切れてしまう可能性が高いので、綺麗に写真を撮る場合は、連休を避けたり平日に行ったりする工夫が必要です。
アクセス情報
佐田沈下橋の位置情報は以下のとおりです。
勝間沈下橋と同様に近くに駐車場があり、駐車場の規模は十分に大きいです。
岩間沈下橋
岩間沈下橋は穴場スポットとして大変オススメです。
佐田沈下橋や勝間沈下橋よりも上流部に位置しており、高知市側からのアクセスは若干不便であるため観光客はその分少ないです。
一方で、愛媛県側からは初めに発見できる沈下橋であるため愛媛側から沈下橋を目指すのであれば必ず立ち寄ってほしい場所です。
よくポスターやテレビに登場するのがこの岩間沈下橋であり、写真撮影をする観光客にとっては人気のスポットとなっているようです。
しかし、実際に私が訪れたときはバイク乗りの方が数人、橋の入り口でのんびりしているだけでそれ以外に観光客は誰もいませんでした。
自分の車を沈下橋で撮影する場合は、周りに迷惑をかけたり、安全を脅かしたりするようなことは厳禁ですので、ぜひ穴場スポットの岩間沈下橋へ足を運んでみて下さい。
沈下橋で車を撮影するときの注意点
ここまで、オススメの沈下橋を紹介してきましたが、これから記載する内容は大変重要です。
必ず以下の内容を確認するようにして下さい。
沈下橋は生活道である
四万十市観光協会HPから引用
四万十川に架かる沈下橋はどれも生活道であり、地元の方にとって沈下橋は日常生活に欠かせない大事な役割を果たしている橋です。
地元の方にとって迷惑となるような行為は厳禁です。
観光客としてのマナーを守る意識を持ちましょう。
混雑時は車両で横断しない
冒頭でも説明しましたが、四万十市観光協会にて「観光客による混雑が予想される大型連休中などは車両での横断を控えて下さい」という注意書きがなされており、そういう場合は警備員の方が配置され、警備員の案内に従う必要があります。
沈下橋へ向かう際は、必ず四万十市観光協会の公式HPをチェックするようにして頂き、さらに車両での横断が禁止されていない場合においても、混雑状況を見て周りに迷惑をかけてしまう場合は、車での横断および撮影は控えましょう。
朝方や平日を狙う
沈下橋で車の撮影を行う場合は、朝方の人がいない時間帯や平日の観光客がいないときに行くようにしましょう。
大型連休中は当然のことながら休日も観光客で賑わっている可能性が高いです。
周りに迷惑をかけずに、さらにカッコよく撮影するためにも人がいない時に行くようにするのが大切です。
沈下橋へのアクセス時の注意点
Googleマップより引用
最後に沈下橋へ向かう際の道路状況における注意点を記載しておきます。
結論として、とにかく道が狭い!!です!
四万十川沿いに通る国道441号をひたすら走ることで様々な沈下橋へ行くことができるのですが、この国道441号は大変道幅が狭く十分にスピードを落としながら対向車と衝突してしまわないように慎重に運転することが求められます。
国道と聞けば生活道よりも道幅が広く、きちんと整備されているイメージを持ちがちですが、国道441号は“酷道441号”としても有名です。
私は愛媛県側から高知県四万十市側へ向かって国道441号を走り切りましたが、常に冷や汗をかきながらの運転でした。
離合(=車同士がすれ違うこと)できない箇所がいくつもあるので、とにかく慎重に低速を心掛けて運転するようにしましょう。
カーブになっているところから急に対向車が来るなんてことは頻繁にあるので、運転に自信のない方は、道幅が開けたときに後続車に道を譲り、前の車に付いて行く事をオススメします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
車の撮影スポットとしてオススメする高知県の四万十川に架かる沈下橋について解説しました。
記事の後半は注意事項ばかりになりましたが、きちんと守るべきルールを守りながらであれば、きっと愛車の良い写真が撮れると思います!また、車の撮影だけでなく四万十川沿いの景色は最高ですし、沈下橋からの景観は文句なしです。ぜひ、高知県の秘境スポット「四万十川の沈下橋」を目指して、安全運転で足を運んでみて下さい。
◎車の撮影に便利な道具と撮影のコツについてはこちら!
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