メルセデス・ベンツの値上げが止まらない！？値上げ幅が大きい車種5選

こんにちは、Mandaysです。

皆さんはメルセデス・ベンツを高いと感じていますか？メルセデス・ベンツといえば、高級車というイメージが根強いですが、実はここ数年でさらに高くなっています。

この記事では、ここ数年でどれくらい高くなったのか、その理由も合わせて、値上げ幅が特に大きい車種5選を紹介します。この記事では紹介しきれない車種においても、当然のように値上げされていますので、一つの目安として参考にして頂ければと思います。

値上げされている理由
値上げ幅が大きい車種
まとめ

値上げされている理由

まず、ここ数年で値上げされている理由について解説していきます。メルセデス・ベンツに限らない話ではありますが、ここ数年で車両価格が高くなっている主な理由として、機能や装備の強化、原材料費や原油価格の高騰、円安などが挙げられます。

メーカの値上げの方法としては、一気に値上げをすると反感を食らうため、半年に一回くらいのペースで少しずつ値上げをしています。そのため、モデルチェンジのタイミング以外では値上げについて着目されにくいですが、多くの車種において、確実に半年に一回くらいは値上げされていると考えて問題ありません。

値上げ幅が大きい車種

では、早速ですが値上げ幅が大きい車種についてご紹介していきます。

それぞれ車両本体価格での値上げ幅に着目しておりますが、オプション機能についても同様に値上げされているため、この記事でご紹介している値上げ幅よりも実際の購入価格ベースでの値上げ幅はさらに大きいです。

GLB 200d

出典：mercedes-benz

1つ目に紹介するのはGLB 200dです。値上げ幅は以下の通りです。

販売当初（2020）：512万円～
現在（2023）：637万円～
値上げ：125万円（24%UP）

GLBの値上げ幅が大きい理由について解説していきます。GLBはあまりに人気が高く、現在国内ではほとんど在庫がありません。それにより、中古車の価格は高騰し、新車よりも中古車の方が高い状況が続いています。その人気故に、新車での車両本体価格も大幅に値上げされていると考えられます。

また、このGLBは既にドイツで新型車が発表されており、日本へも近いうちに導入される見込みですが、そのタイミングで更なる値上げがされることが予想されます。

Cクラス 200 4MATIC ISG

出典：mercedes-benz

2つ目に紹介するのは日本でも大人気を誇るCクラスです。値上げ幅は以下の通りです。

販売当初（2021）：684万円～
現在（2023）：727万円～
値上げ：43万円（6%UP）

Cクラスはとても人気が高く良く売れているため、SUVタイプの車種のような品薄状況には至っておらず在庫数は豊富です。そのため、車両本体価格としては値上げされていますが、購入時に値引き交渉する余地は十分にあると思います。単なる、原材料費や燃料高騰などによる値上げと考えられます。

GLC 220d

出典：mercedes-benz

3つ目に紹介するのはGLC 220dです。この車種は2023年にフルモデルチェンジされている車種であるため、旧型モデルの販売時と新型モデルの販売時の車両本体価格を比較します。

旧型（2018）：700万円～
新型（2023）：820万円～
値上げ：120万円（20%UP）

5年前に旧型モデルが販売された時の値段と比較すると、現在の新型モデルはかなり値上げされた状態で販売されていることがわかります。もちろん5年の月日を経て新型へフルモデルチェンジされているため、機能や装備は大幅に強化されています。それでも、この値上げ幅に対しては、ユーザーからの反感が非常に強かった印象を受けます。ただし、GLCはSUVタイプの車種でありリセールが良いため車両本体価格だけに着目してしまうのは少し勿体ない車種になります。

Sクラス 400d 4MATIC

出典：mercedes-benz

4つ目に紹介するのはSクラスです。値上げ幅は以下の通りです。

販売当初（2021）：1,293万円～
現在（2023）：1,469万円～
値上げ：176万円（17%UP）

Sクラスはそもそもの車両本体価格が非常に高いため、値上げ率がそれほど高くなくても、値上げ額として見ると非常に大きくなってしまいます。また、このSクラスは値上げ額が大きい一方で、リセールバリューが非常に悪い車種となっています。すなわち、購入価格はどんどん上がっていくのに、売るときは非常に安くなる車種であり、一切お金のことを気にしない人以外は手にできない車種と言って良いです。

◎ベンツの中でも特にリセールバリューが悪い車種を以下にまとめています。