こんにちは、Mandaysです。
日本で高い人気を誇る高級外車メルセデス・ベンツは一般的にリセールバリューが悪いと言われています。しかし、中にはリセールバリューがそれなりに良い車種やむしろかなりリセールバリューが高い車種もあります。
この記事では、メルセデス・ベンツの数多くある車種の中でリセールバリューが良い車種ランキング(第7位~第1位)をご紹介します。
◎リセールバリューが悪い車種ランキングはこちらにまとめていますので是非合わせてご覧下さい。
リセールバリューの考え方
リセールバリューが良い車種ランキングをご紹介する前に、リセールバリューの一般的な考え方について解説します。
リセールバリューとは、車をある一定期間乗り、売却するときの価値(値段)のことを意味します。
例えば、新車購入時に1000万円の車に3年間乗り売却する際に800万円だった場合、3年間の車両代金は200万円となります。一方で、新車購入時に500万円の車に3年間乗り売却する際に200万円だった場合、3年間の車両代金は300万円となります。
このように購入時の価格だけを見るのではなく、売却するときの価値を考慮することで実質支払う車両代金は大きく異なってきます。これがリセールバリューの考え方であり、リセールバリューが良い車、すなわち値下がり幅が小さく、売却するときの価値が高い車に乗ることでお得に新しい車に乗り換えていくことができます。
逆を言えば、値下がり幅が大きい、すなわちリセールバリューが悪い車の場合、中古車で購入することで新車価格に対してかなりお得に買うことができるというわけです。
リセールバリューが良い車種ランキング
リセールバリューが良い車種ランキングを紹介していきますが、前提として値下がり率は2023年6月時点における大手中古車販売サイトのカーセンサーによるものです。また、条件としては、ボディカラーは一番人気の白、型式は2020年式(3年前)、走行距離が最も小さい車を参考にしています。そのため、その他の条件に当てはまる車においては、この記事で紹介するランキングと異なる場合があるということを前提とし、あくまで目安として参考にして頂ければと思います。また、まだ3年前に存在していない車種は対象から除外しております。では、早速リセールバリューが良い車種ランキングを紹介していきます。
第7位 メルセデス・ベンツ CLSクーペ
第7位はメルセデス・ベンツ CLSクラスです。CLSクラスはメルセデス・ベンツ最上級モデルであるSクラスをベースとした4ドアクーペであり、エレガントさを兼ね備えつつスポーティなボディデザインが特徴的です。このCLSの現在の新車価格および値下がり率は以下の通りです。
- 新車価格:1,017万円~
- 値下がり率:-17.6%
第6位 メルセデス・ベンツ GLEクーペ
第6位はメルセデス・ベンツ GLEクーペです。SUVのGLEに対してクーペタイプとなっている車種であり、スポーティかつ滑らかな曲線を描くボディラインが特徴的です。既にこの車種は新型モデルが発表されており、2023年末ごろに日本市場へ導入されることが予想されます。近年、SUVがトレンドとなっており、人気の高さゆえにリセールバリューが高くなっています。
新車価格と値下がり率は以下の通りです。
- 新車価格:1,340万円~
- 値下がり率:-15.6%
第5位 メルセデス・ベンツ GLC
第5位はメルセデス・ベンツ GLCです。SUVの人気高騰の中、メルセデス・ベンツの中で最も売れているSUVとされているのがこのGLCです。位置づけとしてはCクラス相当となっており、サイズ感や内外装の高級感、走行性能など何をとっても素晴らしい車種です。先ほどと同様、SUVの人気の高さゆえにリセールバリューが高くなっています。
- 新車価格:820万円~
- 値下がり率:-8%~
第4位 メルセデス・ベンツ GLS
第4位はメルセデス・ベンツ GLSです。SクラスのSUV車種となっており、最上級モデルならではの乗り心地や大きな車体による迫力など、全てが圧巻です。GLEと同様、既にモデルチェンジ後の新型モデルが発表されており、2023年末ごろに日本へ導入されることが予想されます。
- 新車価格:1420万円~
- 値下がり率:-5.8%~
第3位 メルセデス・ベンツ GLA
第3位はメルセデス・ベンツ GLAです。メルセデス・ベンツの中で最もコンパクトサイズのSUVであり、Aクラスと同等のプラットフォームが採用されています。コンパクトサイズゆえに運転がしやすく、また駐車場の都合などで大きいSUVを好まない方や女性の方に大変人気の車種です。
- 新車価格:573万円~
- 値下がり率:-4.9%~
第2位 メルセデス・ベンツ GLB
第2位はメルセデス・ベンツGLBです。このGLBはコンパクトSUVという位置づけではありますが、7人乗りを可能とした車内空間の広さが魅力的であり、またSUV好きにとって大変人気のフォルムをしています。
この記事で紹介している値下がり率は、冒頭でご説明をした前提条件における値下がり率となっているため全てに適用できるとは限りませんが、値下がり率は以下に示すように「+」となっており、すなわち値下がりがしないということです。値下がりがしない理由として、GLBはメルセデス・ベンツの中でも非常に売れている車種であり、新車購入時の納期は1年待ちという状況です。SUVが人気となっている中でも特に人気を誇るGLBだからこそのリセールバリューとなっています。
- 新車価格:611万円~
- 値下がり率:+14.5%~
第1位 メルセデス・ベンツ Gクラス
第1位はメルセデス・ベンツ Gクラスです。これに関しては、この記事をご覧になっている方も初めから予想できていたと思います。Gクラスは芸能人などからも大人気の車種であり、新車で手に入れようと思うと4年以上は待つ必要があると言われています。Gクラスのリセールバリューの高さは異常な程で、メルセデス・ベンツに限らず他のメーカと比較をしてもここまでリセールの良い車はなかなかありません。
- 新車価格:1,294万円~
- 値下がり率:+18.3%~
まとめ
いかがだったでしょうか。
メルセデス・ベンツの中でリセールバリューが良い車種ランキングを紹介しました。やはり特徴的だったのは第6位~第1位までをSUVが独占しているということです。近年、日本ではセダンに代わってSUVがトレンドとなっており、車内が広く利便性の高い車の需要がどんどん高まってきています。当然、人気の高い車ほど、中古車でも欲しいと考える人が多いため、それだけリセールは高くなります。
今後さらにこの記事で紹介した車種のリセールバリューは良くなっていく傾向にあると考えられます。そのため、極力、車体の費用を抑えながらリセールを気にして車を購入したい方は、SUVを購入しておくことで間違いないと思います。
逆に自分好みの車種のリセールバリューが良くない場合、是非中古車での購入を検討してみると良いかもしれません。
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