こんにちは、Mandaysです。
ベンツCクラスW205後期型に乗っている皆さんへ、ドアミラーの機能について徹底解説します。
普段、何気なく運転している方にとって、ドアミラーの機能について深く理解している方はきっと少ないはずです。
しかし、この記事で解説することを知っておくだけで普段の運転がスムーズになり、より快適にベンツを乗りこなすことができること間違いなしです。
※私が乗っている車がW205後期型であるため、それをベースに紹介しますがW205前期型にも同じように適用できます。
Cクラス(W205後期型)のドアミラーについて
ドアミラーの外観は上の写真のような感じです。
スタイリッシュでとてもカッコいいですよね。
さらに、運転していると気づくと思いますが、ミラーの外側が広角になっているため、とても広い視野を確保しています。
車線の多い道路を走行していても離れた車線を走行する車を確認することができるため、より安全に気を付けながら車線変更をすることができます。
見た目もミラー本体の性能も良いですが、他にも複数の機能が隠されています。
これからベンツのドアミラーの機能について徹底解説していきます。
ブラインドスポットアシスト
これは皆さんもお気付きだと思いますが、ブラインドスポットアシストとはミラー上で三角形に赤く光る警告マークのことです。
ドアミラーの死角に車や障害物がある場合に三角形に赤く光り、運転手に危険を知らせてくれます。
さらに、赤く警告マークが光っているときに、その方向へ指示器を出すとアラーム音が鳴り、車線変更やカーブに対しての危険を知らせてくれます。
高速道路などの走行中はドアミラーの死角に車両がいて車線変更の際に接触事故の危険が高まりますが、この機能により安全に走行することができます。
助手席側のリバースポジション機能
バック駐車をする際にとても役に立つ機能です。
シフトポジションをリバース(R)に入れたとき、助手席側の後ろタイヤや白線、縁石が見えやすくなる位置まで自動的に助手席側のドアミラーが傾いてくれる機能です。
この機能によってバック駐車をする際に無理に姿勢を変えたり助手席側へ体を傾けたりしなくても、運転席側と助手席側両方のドアミラーを見ながらバック駐車することが可能になります。
リバースポジションの設定方法
運転席側のドアにあるスイッチを用いて設定可能です。
<リバースギアを使用する場合>
2. ボタン①を押して助手席側のドアミラーを選択する。
3. シフトポジションをリバース(R)に入れる。
4. ボタン②を使用して、助手席側のドアミラーの位置を設定する
<メモリースイッチを使用する場合>
2. ボタン①を押して助手席側のドアミラーを選択する。
3. ボタン②を使用して、助手席側のドアミラーの位置を設定する
4. 「M」のボタンを押す
5. 3秒以内にボタン②のいずれかの方向を押す。
手順5のボタン②を押したときにドアミラーが動かなければ正しく設定されています。
もしドアミラーが動いた場合は、正しく設定が完了していないため手順2から操作をやり直します。
上記の2通りの方法によりシフトポジションをリバース(R)に入れると助手席側ドアミラーの傾きを自動的に設定した位置まで傾けることができます。
この設定をしておくだけで、今後、バック駐車の際に見にくくて困るようなことはなくなります。
ぜひ設定してみて下さい。
角度記憶機能
ドアミラーの角度を記憶させることができます。
これは家族で乗っている場合などに運転手によってミラーの角度を調整したいときに非常に便利な機能になります。
ドアミラーの角度を記憶させる方法は以下の通りです。
2. 「M」のボタンを押す
3. 1~3の任意のボタンを押す
※リバースポジションの設定方法の説明で用いた画像を参照して下さい。
これで完了です。
次から乗る際に設定した番号を押すことにより自分で設定した角度に自動で動いてくれます。
ちなみにこの方法でドアミラー以外にシートの角度やステアリングの位置も合わせて記憶させることができます。
まさに自分が最も心地よく安全に運転できる状態を記憶させることができるので大変便利です。
ロック時の格納機能
これに関してはあまり紹介するまでもないかもしれないですが、、、(笑)
今時の車はこの機能は付いていて当たり前ですが、ベンツCクラスにおいてもロック時にドアミラーを自動で格納することができます。
一応これは車両のコマンドシステムでドアミラーの自動格納をON/OFFに設定することができますが、ONにしておいて問題ないと思います。
自動防眩ミラー機能
夜間運転をしていると運転席側のドアミラーとルームミラーが青くなっていることはありませんか?
これはまさに自動防眩機能であり、光を検知すると自動的にミラーが青くなり、光の反射を遮蔽してくれる機能になります。
運転席側ドアミラーとルームミラーは、ヘッドライトの光が車内のルームミラーのセンサーに当たると自動的に防眩モードになり、眩しさを抑えてくれます。
また、以下の状況では、防眩モードにはならないため注意が必要です。
・シフトポジションがリバース(R)に入っているとき
・ルームライトが点灯しているとき
※この防眩機能は助手席側のドアミラーには付いていません。
この機能は車高が低いCクラスセダンに乗っている私にとって夜間の運転で非常に助けられています(笑)
曇り除去機能
気温が低いときに運転していると窓やドアミラーが曇って運転しにくくなりますよね。
そんなとき、暖かい風をフロントウィンドウに送風することで窓の視界を改善することは良くあると思いますが、実はドアミラーにも暖かい風を送り、曇りを取ることができます。
センターコンソールにあるリアデフォッガーのボタンを押すとミラーヒーターが作動し、リアウィンドウだけでなくドアミラーの曇りも取ることができます。
まとめ
この記事ではベンツCクラスのドアミラーの機能について徹底的に解説しました。
全く知らなかった機能やどういう条件でその機能が作動するのかについて理解して頂けたと思います。
バック駐車時のドアミラーの角度調整や寒い時期の曇り除去など知っていて損のない機能がたくさんあったかと思います。
既にベンツに乗っている方も今後ベンツの購入を考えている方にも是非参考にして頂けたらなと思います。
◎ステアリングの便利機能については以下の記事で紹介しています。
ぜひ参考にしてみて下さい。